2006年08月12日

スペイン紀行7(8月5日だ)

 そういうわけでひととおり式が終わるとパーティなのだ。日本では披露宴と言うらしいが。マヌのパパが緊張のあまりよしよしを先に車に乗せて会場へ送ってしまった。ほんとうは新郎新婦と両親は最後に出るはずなのに。でも、そんなことは誰も気づかない。気づかないくらいみんなどうでもよく楽しんでいる。時間はもはや翌日になっていると考えていい。
 僕たちがパーティ会場(ホテルの近くの山の中のレストラン)に着くと、レストランの庭先で立食パーティが始まっていた。
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 セルベッサ(おっ、麦酒と言うんだっけ、日本では)やサングリアを呑み、ウナギの稚魚とか生ハムとかをつまんで歓談している。まるでマフィア映画のワンシーンみたいだ。アル・パチーノになった感じがしてきた。
 このスナップにはホンモノのマフィアみたいなのが写っているが、のじのお友だち。僕たちは彼のベンツでこの会場に来た。見かけとちがい、彼はまだ25才くらいの若者だ。しかし、ベンツに乗るくらい怪しくもある。真ん中の艶のあるお姉さんはやはり見かけによらず弁護士だそうだ。みんなのじの留学中のお友だちなんだと。
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興がのってきたところで、レストランの中に入り、それぞれ席に着く。指定席ではないようだ。新郎新婦両親は雛壇に座る。
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 パーティに余計な挨拶はない。和気あいあいと歓談が続く。盛り上がってきたところで、新郎新婦が客席をまわり葉巻を配る。これが引出物。このとき参加者はお祝い金を渡すそうな。そのしきたりを知らない人(何しろ外国人が多い)の中には慌ててなんかの袋(CDのケースとか)に飲み代を入れて渡したりもするそうな。ところでこの葉巻、ハバナ産のいいやつ。12~3年ぶりに吸ってみたらこれがまた旨い。葉巻だから吸い込まないのでけっこう楽しめた。
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 まもなくして先ほどの怪しげなお友だちのサプライズプレゼントでフラメンコのショーが始まった。踊るのも男である。感動的にかっこいい。けっこう名のあるアーチストなんだと。David Sorroche とその仲間という。
 ショーが始まる頃マヌくんが「はんのたんがいない」ことに気がついた。で、たらこを走らせるとトイレで流血しているという。早速マヌのパパ(両親とも看護師)に言うと、友人の医者も来てるから安心せい、と策動してくれた。後で聞くところによるとトイレのどっかのドアに脳天をぶつけ、そこが切れて大量の出血をしたらしい。よくいう頭をかち割ったのだ。お医者さんは治療道具を取りに戻り、一針縫ってくれた。はんのたんの頭を見ると小さなリボンのように糸が結んであった。翌日破傷風の注射を打ち、その後1ヶ月ごと半年後にも打つようにという指示を受けた。セルベッサ好きのはんのたんは今夜は禁酒と相成った。不幸中の幸いであったのはみんなフラメンコに夢中になっていてトイレに行く気になってなかったことだ。もしトイレで血まみれはんのたんに遭遇したら絹を引き裂くような叫び声は必至だったろうし、そうなれば会場はパニックとなったにちがいない。
 フラメンコショーが終わると、アンコールの波。で、アンコールに一曲やった後、ダンサー氏がたらこを指さしてステージに来いと言う。で、一緒に踊った。

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 サルサをやっているたらこちゃんはご機嫌。いつやらパーティの主役になっていた。

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photo by yosiyosi

 それで会場は盛り上がり、ダンスパーティというかどんちゃん騒ぎとなった。ついには90過ぎのじいさまも若い姉ちゃんと踊り出した。
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 こんな感じで夜は更けていく、っていうより朝に向かっていく。踊り疲れた人は庭のテーブルで呑み、エンドレスとなった。僕らは5時半過ぎにホテルに戻ったがマヌの両親は8時頃までやっていたという。こういうのはフランスではない、とフランス代表氏は言ってたのでスペインの特・なのかもしれない。

posted by 河東真也 at 21:00| 福岡 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | スペイン | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全員、コーザノストラして、いい感じでございます
Posted by jii at 2006年08月23日 09:45
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